周辺の住環境に係わる事項

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告知書への記載事項

現地調査を行う際には取引対象の土地建物だけを見ればよいのではありません。告知書には騒音・臭気や近隣の建築計画のほか、住環境に影響を与えることに関しての調査も行います。幹線道路や霊園など基本的に押さえる施設だけではなく、ある時期だけ生じる祭りでの喧噪や、暑い時期だけ臭いが回ってくる牧場など、調査する時期には気付かないことが後になってわかることもあります。

可能性も含めて(~な恐れがある)書くことも重要である。なるべくネガティブなことを書きたくない気持ちはありますが、後の苦情を考えると可能性があることは書いたほうが良いと思います。

またゴミ屋敷なども近隣にあれば説明しなければなりませんので、すくなくとも1街区はくまなく歩いて観察すべきだと思います。宗教団体や暴力団事務所については目視でわからないこともありますので、監視カメラがやたらとついている民家は要注意です。

幼稚園や学校は、私自身はあまり気になりませんが日中のお遊戯で歓声や音楽が鳴り響くことがあります。送り迎えで道路が渋滞することがあり、その周辺の住人に対して迷惑をかけるケースもあります。

住環境に影響を及ぼす恐れがある施設

高速道路・幹線道路深夜・振動・騒音
線路踏切振動・騒音・事故
カラオケ設置店騒音・深夜
飲食店臭気・虫害
ギャンブル施設騒音・事件
神社仏閣祭事・渋滞・通行止め
幼稚園・学校騒音・砂埃・渋滞
風俗営業店泥酔客・深夜・騒音・事件
暴力団事務所騒音・事件
宗教団体施設騒音・臭気
霊園・斎場臭気・渋滞
車・バイクショップたまり場・騒音・臭気

周辺の住環境に関する事項を説明しました。不動産取引において現地調査は欠かせません。公表されていない情報や可能性も含めて記載することが重要です。最後に、住環境に関わる施設や事象についてリストアップしました。ご参考までに。

こんなときはご依頼ください。

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