JW-CADで仮の測量図を作る方法

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不動産の価格査定

不動産売買では、この土地査定できます?という話が多くあります。

マンションデベロッパーは、近くの土地の売買状況や、容積率だけで価格を出せるものではなく、やはりどのくらいの建物が建てられるのか?という視点から価格を出していくことになります。

測量図ありますか?

価格査定をするときにデベロッパーは、まず案内図と測量図を欲しがります。でも測量図は無いことが多いんですよね。そもそもまだ売るかどうかもわからない仕掛け案件の場合は「このくらいで買う業者がいますよ」というたたき台のための価格査定なので、何も資料が無いことが多く、古い不動産だと地積測量図も無いことがあります。

このような案件は現地調査不可の場合も多く、現地を嗅ぎまわるとトラブルのもとです。軽く現地を通りがかるだけです。

現地を見てある程度の不動産の形が分かったら、インターネットの地図で土地の輪郭を捉えていきます。これはたたき台のプランを作るためなので、大体で大丈夫です。

JW-CADにスクリーンショットを貼り付けます。

〇のところが対象地と仮定します。

この土地は登記簿上では面積は415.65㎡あったと仮定します。

土地の形に沿って線で囲んでいきます。

現地で見た境界になるべく近い線を作っていきたいところです。

線で囲った図形の面積を図る

できた図形をCADで計測すると、318.388㎡になりました。これを415.65㎡に合わせていきます。

計算式

[合わせたい面積]÷[CADで計測された面積]×で倍率を計算します。

今回の例では4 1 5 . 6 5 ÷ 3 1 8 . 8 8 ×

と電卓を叩けば「1.14257718281」と倍率が出てきます。

仮の測量図の完成

上記で作った図形を1.14257718281倍してみました。

出来上がった図形は「415.644㎡」となりました。

セットバックが多い土地では使いずらいですが、地図しか資料がないという場合でも、他の不動産業者より早く手を打ちたいときには有効な手段です。

道路の幅は出来れば現地で測って図面に反映させた方がよいですね。

参考になれば幸いです!

サンプルはこちら