非嫡出子が嫡出子としての身分を得ることを準正といいます。

準正

jijitukonn

上図のように事実婚の男女の間に父親が認知している子がいて、その男女が婚姻を届出ると、認知を受けた子は嫡出子としての身分を得ます。

このような婚姻が準正の原因となる場合を婚姻準正といいます。

逆に、婚姻している男女の間に認知を受けていない子がいて、父親が認知をしたばあいも、その子は嫡出子としての身分を得ます。

このように認知が準正の原因となる場合を認知準正と言います。

準正の子の戸籍は?

ところで、準正となり、嫡出の身分を得た子の戸籍はどうなるのでしょうか?
実は、その子の戸籍は動きません。氏は変わらないのです。

konninn

事実婚の時期は「佐藤○○子」さんだった母が婚姻して父の籍に入籍すると、「田中○○子」さんになります。
しかし、子は「佐藤□□美」のままです。

子も入籍を届けでないと、「田中□□美」とはなりません。

戸籍が自動的に変動するわけではない、と言うところに意外性がありますね。

※準正となる子が15歳未満の場合は、親が子を入籍させる手続を行うことが出来るので、婚姻届と同時に子の入籍も行うケースが多いようです。