消滅時効とは

消滅時効という言葉は日常でも使われるように、ある期間が経つと権利を失うというものです。

債権の消滅時効について一般債権は10年経つと時効で消滅してしまいます。その他、法律で定められた短期で消滅する債権も存在します。

短期の消滅時効の中でも、よくテレビ等で紹介されるのは、売掛金債権、飲食代金です。これらは1年や2年で消滅するため、現実社会でも起こりやすい事例です。

すわる行政書士一般債権では意図的に時効で踏み倒そうと画策しょうとしても、相手方も防御手段を取るのでしょうが、短期時効のかかる債権では「ついウッカリ」で1年や2年経つことがあり得ます。

債権は自然消滅するのか

では、時効のかかった債権は自然消滅するのか?

おどろく男ここで相手方から時効にかかった債権を請求されたら「時効で消滅しているので払いません」という意思表示をしなければなりません。
この時、消滅時効がかかっていることに気付かずに支払った場合、後で消滅時効を主張しても遅いのです。

つまり時効とは、ある期間継続した事実状態を尊重する制度であるので、時効の効果を発生させるか、させないかは、当事者の判断となるのです。
先の例では、消滅時効に掛かった債権にも関わらず支払ったという事実が債務の承認とみなされ、その後に「あれは時効だった」と言っても、それは信義則上許されません。

時効を援用して債権の消滅を主張するのは世知辛い気もしますが、当事者の事情も絡みますので慎重な判断をすべきものだと思います。